【新聞ウォッチ】トヨタ、渡辺新体制の“組閣人事”ようやく固まる

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年4月8日付

●「エアウェイブ」新型ワゴン発表、ホンダ(読売・10面)

●「中国出張控える」福井社長(読売・10面)

●au 2年連続首位、携帯電話契約純増数(読売・10面)

●同じバス部品をまたもリコール、いすゞに注意文書(読売・33面)

●共通車台で兄弟次々、コンパクトカーコストを抑制(朝日・11面)

●安全講習受けてクルマ保険割安、チューリッヒ来月から(毎日・9面)

●ホンダ、国内再び苦境、新車も効果薄、ミニバン、軽失速(産経・9面)

●トヨタ渡辺新体制、副社長の担当固まる、豊田章男氏は調達担当(日経・11面)

●ダイハツ大分工場、生産能力を2割拡大(日経・13面)

●道路表示板、談合6社に排除勧告(日経・39面)

ひとくちコメント

この6月末に正式就任するトヨタ自動車の渡辺捷新社長を支える副社長陣の担当がようやく明らかになった。きょうの日経が報じている。それによると、渡辺氏の「次」社長候補として注目の豊田章男氏は調達部門、財務・広報担当には木下光男氏を起用するという。

ただ、「新体制の概要が固まった」といっても、記事では専務や執行役員の昇格人事などには触れられていない。今後の続報が待たれるところだ。

トヨタでは、渡辺新社長の昇格内定を異例のスピードで発表したものの、愛知万博の開催など公式行事に追われて、人事を掌握する豊田章一郎名誉会長らとの調整が延び延びになっていた。

このため、”組閣人事”の内示も遅れ気味で「重要案件の議決も滞る」(幹部社員)など、社業にも微妙に影響が始めていた。

《福田俊之》

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