気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2005年4月12日付
●小泉首相「中国は責任自覚を」反日デモ対話解決図る(読売・1面)
●ハイブリッドを高級車にも搭載、トヨタ、来年から(朝日・2面)
●電動バイク開発競争、原付50ccを追い越せ、燃費優位、海外にも勝機(朝日・8面)
●奥田経団連会長、日本の企業撤退などしない、深刻化には否定的(毎日・9面)
●トヨタ、結束力強化へ新役員体制、副社長ら主要各社に(産経・8面)
●レクサスVS迎え撃つ輸入車メーカー<絵解きけいざい塾>(東京・9面)
●トヨタ、ハイブリッドSUV「快走」米、予約2万台超(日経・3面)
●トヨタ、役員総数74人、新体制発表、海外経験者増やす(日経・11面)
●二輪車生産、ホンダ、重慶で中止、汎用エンジンに特化(日経・13面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車は、この6月末に正式就任する渡辺捷昭新社長を支える新役員体制を発表した。きょうの日経などが報じている。それによると、社長、副社長クラスが総入れ替えとなるのに伴い、新たに専務に9人、常務役員に16人を昇格させる。
新体制の移行に伴い、退任する専務クラス以下は、神尾隆専務ら4人、常務役員が3人。常務役員以上(監査役を除く)の総役員は74人と現在より3人増える。
トヨタの場合、専務以上が商法上の取締役で常務役員は執行役員に相当する。このうち、現在、広報部門などを担当している金田新・常務役員は専務に、また、中井昌幸・広報部長は常務役員にそれぞれ昇格する。