【『G-BOOK ALPHA』逆襲】レクサスはエアバッグ連動で自動救急コール

自動車 テクノロジー ITS
【『G-BOOK ALPHA』逆襲】レクサスはエアバッグ連動で自動救急コール
【『G-BOOK ALPHA』逆襲】レクサスはエアバッグ連動で自動救急コール 全 2 枚 拡大写真

4月14日、トヨタ自動車が『G-BOOK ALPHA』を発表した。

今回、採用された車載通信モジュール「DCM(Data Communication Module)」は、携帯電話の代わりになる通信機ではない。

新型DCMは新たに標準機能となった緊急通報サービス「ヘルプネット」の重要パーツであり、クルマの安全性能向上に寄与する。DCM内部には通信モジュールのほか、緊急通報モジュール、セキュリティ通報モジュールが内包されており、車載カーナビから自立しているのが特徴だ。

「以前からカーナビから自立したDCMというのは目標だったが、今回、それが実現した形です。特にエアバッグ連携タイプはカーナビだけでなくECUにも直結されており、車内LAN内での自立性が高い」(友山茂樹e-TOYOTA部部長)

例えば、エアバッグ連携型DCMでは、エアバッグの作動信号はECUから直接DCMに伝達されており、事故時にカーナビが損傷しても動作に問題はない。事故発生位置情報は、事故直前の走行軌跡としてDCM内部に保存されているので、カーナビから位置情報が取得できなくても事故発生箇所が特定できる。

トヨタでは今回のDCMを安全装備として成立させるために、事故時の衝撃にも耐えられるように衝突試験も実施。堅牢な通信モジュールにしたという。

《神尾寿》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 唯一無二の4気筒250cc!カワサキ『Ninja ZX-25』初の特別仕様「RR」登場に「よっ!待ってました」の声
  3. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る