【シボレー コルベット詳報】 待望の電動コンバーチブル
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ソフトトップのリヤウインドは熱線入りのガラスで、ウインド面積は先代に比べ18.5%も拡大されているので、後方視界は格段に向上している。幌の剛性も高められているので、高速走行時のバタつきもだいぶ抑えられるようになった。
フレーム式シャシーのためオープンでも大幅な補強の必要がないので、車両重量がクーペと同じ1500kgで、ボディ剛性の低下が少ないのも魅力。
ただし、クーペもリムバールトップと呼ばれる脱着式のルーフを全車に装備しているので、オープン感覚は楽しむことができる。その上、リムーバブルトップの開口面積も先代に比べて14%も拡大されているので、より開放感が高くなっている。
とはいえ、コルベットといえばコンバーチブルの歴史も長く、その存在感は普遍。日本で似合うシュチエーションは少ないが、コルベットファンには欠かすことのできないモデルだろう。4速ATのみで、価格はクーペよりも120万円高い835万円となる。(つづく)
《岡島裕二》