横転してパトカーと衝突、1人死亡

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16日夜、埼玉県川越市内の国道254号線で、乗用車が歩道の縁石に乗り上げて横転し、対向車線を走行していた埼玉県警・交通機動隊の捜査車両(覆面パトカー)と衝突した。この事故で横転したクルマの助手席に同乗していた62歳の男性が死亡している。

埼玉県警・交通機動隊、同・川越署によると、事故が起きたのは16日の午後9時30分ごろ。川越市福田付近の国道254号線で、走行中の乗用車が車線左側に逸脱し、歩道の縁石に乗り上げて横転した。

クルマは横転したまま対向車線側に滑走、走行していた県警交通機動隊の捜査車両が避けきれず、これに衝突した。

この事故でクルマは小破。横転していたクルマの助手席に同乗していた62歳の男性が全身を強く打ち、収容先の病院で死亡。捜査車両を運転していた32歳の男性巡査と、同乗していた別の警官にケガは無かった。

横転していたクルマの運転者を巡査らが救出したところ、運転していた34歳の男が酒臭いことに気づいた。アルコール検知を実施した結果、酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。同乗男性死亡後は、容疑を同致死に切り換えて調べを続けている。

男は70−80km/h程度の速度でクルマを運転していたとみられ、比較的高速度で縁石に乗り上げたことから横転につながったとみられている。

《石田真一》

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