【上海モーターショー05】東風日産の中村総裁、自信を語る

自動車 ニューモデル モーターショー
【上海モーターショー05】東風日産の中村総裁、自信を語る
【上海モーターショー05】東風日産の中村総裁、自信を語る 全 3 枚 拡大写真

『サニー』(日本の『ブルーバードシルフィ』)、『ティアナ』に続く現地生産車種として『ティーダ』を発表した日産。上海モーターショー会場で東風日産汽車有限公司の中村克己総裁にインタビューをした。

まずティーダの販売についてだが、「先ごろサニーのマイナーチェンジを実施し、売れ行きは好調です。このティーダはデザインの方向性がまったく違うためサニーと競合することはないと見ています」と、自信のほどを語っている。

昨年秋に投入したティアナが順調に売れており、中国のユーザーの間ではティアナのデザインへの評価が高い。その雰囲気を持ったティーダも充分に闘えると見ているようだ。たしかに、安さだけでクルマを選ばない層が確実に増えている。

中国での日産の知名度については「これまで合弁会社の社名が東風汽車有限公司だったため、中国有数の東風汽車と日産が合作を行っているということがユーザーには伝わっていなかった。社名の変更でそれもなくなるでしょう。秋からは政府の指導で会社名の表記が入るようになります」

現在、中国向け『ティーダ』には日産のエンブレムが入っているが、いずれ「東風日産」の表記が入ることになる。当面ティーダはノッチバックの日本名で『ティーダラティオ』が生産されるが、秋からはハッチバック版の生産も始まる予定だ。

《牧野茂雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  2. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る