ヨーロッパでの開幕戦となるサンマリノGP、24日の決勝。予選でポールポジションを獲得したのはマクラーレンのキミ・ライコネン。
スタート直後からスピードに乗りどんどん後続を引き離したライコネンだったが、マシントラブルにより9ラップでリタイアしてしまった。
代わってトップに立ったのはルノーのフェルナンド・アロンソと3番グリッドからスタートのB・A・R・ホンダ、ジェンソン・バトンが続いた。
土曜の第一予選では3番手と復調の兆しの見せていたミハエル・シューマッハ。第2予選でミスを犯し13番グリッドに沈んだが、決勝レースでは気迫の追い上げ。2位のバトンをコース上でオーバーテイクすると、狙うは首位のアロンソ。
残り10周に渡る手に汗握る白熱のバトルをアロンソが抑えきってアロンソが3連勝。ルノーは開幕から負けなしの4連勝を飾った。
2位にはティフォシの大声援を受けたミハエル・シューマッハ。3位バトンとともに今シーズン初表彰台を獲得した。
4位には4年ぶりの復帰となったマクラーレンのアレクサンダー・ブルツ。5位には佐藤琢磨が入り、B・A・R・ホンダはダブル入賞。トヨタもヤルノ・トゥルーリが7位、ラルフ・シューマッハが8位とダブル入賞を果たした。