ダイハツ工業は26日、2005年3月期決算と06年3月期の業績予想を発表した。05年3月期は国内の軽自動シェアが30.2%と初の3割に達するなど内外の販売が好調で、売上高、各利益段階とも過去最高となった。
今期も国内販売は堅調に推移する見込みで、トヨタ自動車からの受託車も高水準となる。連結売上高は前期比2.0%増の1兆2000億円を予想。利益は微増だが、経常利益が1.1%増の400億円、純利益が0.5%増の260億円と、いずれも2期連続で最高を更新する。
05年3月期は売上高が18.4%増の1兆1762億円と大幅に伸び、初めて1兆円の大台を突破した。純利益は49.7%増の258億円だった。