トヨタとダイハツ、インドネシアで生産能力を42%増強

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車とダイハツ工業は、インドネシアの両社車両生産拠点の生産能力増強を決定したと発表した。

トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシアは、カラワン工場でIMVシリーズのミニバン『キジャン・イノーバ』を生産しているが、販売が好調なため、現在の7万台の年間生産能力を2005年末を目処に10万台規模に能力増強する。

投資額は約4000万ドル(約43億円)で、新たに約500人を雇用する予定。

また、ダイハツとトヨタが共同開発した小型車(ダイハツ『セニア』、トヨタ『アバンザ』)を生産しているアストラ・ダイハツ・モーターも、06年に生産能力を現在の年間7万8000台から11万4000台に能力を増強する。

このうち、セニア、アバンザの生産能力は、現在の5万2000台から8万4000台に増やす。投資額は、約1000万ドル(約11億円)で、新規雇用は約700人を予定。

この結果、2006年にはトヨタとダイハツのインドネシアの生産能力は、現在の年間15万8000台からフル稼働時で22万4000台と42%増強し、合計で約1200人を新規雇用する。

《レスポンス編集部》

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