追突事故を苦に自殺? 容疑者が死亡

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24日未明、静岡県浜松市内の国道1号線で減速中の乗用車に後続のトラックが追突し、1人が重傷を負う事故が起きた。

トラックはそのまま逃走したが、目撃されたナンバーを元に調べを進めたところ、トラック運転手が自殺していたことがわかった。警察では自殺と事故の因果関係を調べている。

静岡県警・浜松中央署によると、事故が起きたのは24日の午前0時10分ごろ。浜松市米津町付近の国道1号線の上り線で、交差点を左折するために減速していた28歳男性運転の乗用車に対し、後ろから走ってきた普通トラックが追突した。

この事故で乗用車は後部座席付近まで大破。同乗していた28歳の女性が頭や首などを強打する重傷を負ったが、トラックはそのまま現場から逃走。姿を消した。

ただし、交通量の多い道路ということもあり、複数のクルマの運転者がナンバーやクルマの特徴を目撃。警察ではこれを元に重傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。

この結果、クルマは浜松市内の運送会社が所有しているものと判明。会社の駐車場には事故の痕跡があるトラックも発見。事情を聞くために事務所内に入ったところ、52歳の男性が首を吊っているのを発見。男性は近くの病院に収容されたが、すでに死亡していた。

警察では事故を苦に自殺を図ったものとみているが、関連はよくわかっておらず、関係者から事情を聞くなどして事故と自殺の因果関係を調べる方針だ。

《石田真一》

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