GMとフォード、ついに「投資不適格」級に格下げ

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米国の格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、GM(ゼネラルモーターズ)とフォードモーターの長期債格付けを、投資不適格(ジャンク)級に引き下げた。

両社は従来、いずれも「トリプルBマイナス」だったが、GMは2段階引き下げの「BB」、フォードは1段階引き下げの「BBプラス」とされた。

両社ともに今後の見通しについては「ネガティブ」とされており、今後もさらに格下げされる可能性がある。GMは本体のほか金融子会社のGMAC(ゼネラル・モーターズ・アクセプタンス)などすべての子会社が今回の格付けとなった。

GMは1−3月期で1992年以来の大幅な赤字に転落、フォードも4−6月期は赤字に陥る見通しとなっている。両社は同日、流動性は充分確保されているなどとしてS&Pの決定に「失望している」とコメントした。

《池原照雄》

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