【新聞ウォッチ】GW報道…去年は三菱自動車、今年はJR西日本

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年5月9日付

●メード・イン・ジャパン→ネオ・ジャパネスク、トヨタなど官民共同で「新・日本ブランド(読売・1面)

●公道テスト、いすゞ「法律の理解不足」…書類送検へ(読売・3、8面)

●トヨタ勢3、4位、表彰台3度目、自動車F1スペインGP(朝日・14面)

●トヨタ、ランクル一部改良(毎日・8面)

●開拓者:アガスタ 松崎みさ社長 素人の強み常識覆す(産経・8面)

●中華企業戦略 小型車長安汽車「自主開発車」で生き残り(日経・8面)

ひとくちコメント

最大10連休も可能だった今年のGWが終わった。思えば1年前のGWは三菱自動車のリコール隠し問題が発覚し、連日トップ記事を飾っていたが、今年は死者107人を出した尼崎JR脱線事故が大きく報じられた。

このため、米GM、フォードの社債格下げ、規則違反によるB・A・R・ホンダのF1欠場騒動、公道テスト問題でいすゞ社長の事情聴取など、自動車業界にとっては関心度の高い記事の扱いも余り目立たなかった。

それにしても、三菱自動車もJR西日本も事故、不祥事の状況などは似て非なる物であるが、「非常識」の次々発覚、安全を軽視した人為的ミスが企業の存亡にかかわる重大危機をまねいたという経営体質では共通する。

そして、大事故、不祥事の後には「信頼の回復」というツケが重くのしかかってくることも同じである。

《福田俊之》

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