立って歩けないほど酔っていても運転できる

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4日、秋田県田沢湖町内の県道で、立って歩けないほどに泥酔した26歳の男が乗用車を運転中、右折待ちをしていた別のクルマに追突し、そのまま逃走する事件が起きた。警察ではこの男を道路交通法違反(酒酔い、ひき逃げ)容疑で逮捕している。

秋田県警・角館署によると、事故が起きたのは4日の午前5時40分ごろ。田沢湖町卒田蟹沢口付近の県道交差点で、48歳の女性が運転する乗用車が右折待ちのために停車したところ、対向車線を前方から走ってきたワゴン車が左へ逸脱。女性のクルマの右前部に衝突した。

女性のクルマは運転席部分が小破し、女性も上半身を打撲する重傷を負ったものの、ワゴン車は衝突後も止まらずに現場から逃走している。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。ワゴン車は県道をそのまま走っていったものとして追跡を行ったところ、事故現場から4kmほど離れた角館町内で前部を大破させたワゴン車を発見。クルマの近くにいた26歳の男に職務質問をしたところ、当て逃げの容疑を認めた。

男は自力で立っていることができないなど、一目見て泥酔とわかるような状態だったため、警察では道交法違反(酒酔い、ひき逃げ)容疑で緊急逮捕。業務上過失傷害容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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