【上海モーターショー05】デザインが商品力になるか? …奇瑞汽車

自動車 ニューモデル モーターショー
【上海モーターショー05】デザインが商品力になるか? …奇瑞汽車
【上海モーターショー05】デザインが商品力になるか? …奇瑞汽車 全 2 枚 拡大写真

チェリー(奇瑞汽車)が年内に発売予定のセダン『A21』は、同社が独自にデザインしたものというが、実際は「某日本車メーカーを退職したデザイナーをコンサルタントとして雇い、その人物がディレクションしたもの」らしい。

どのメーカーに所属していたデザイナーかは闇の中だが、そういえば『A21』は某メーカーの北米車種によく似ているような……。いや、根拠のない推測はやめておこう。

寸法は全長4552mm、全幅1750mm、全高1483mm。ホイールベースは2600mmと日本でいうミドルクラスのサイズで、エンジンは『M14』と同じ2種のガソリンと1.9リットルターボディーゼルが設定される。

同じメーカーが幾人もの社外デザイナーを起用することについて、日本のデザイナーは「節操がない」と思うかもしれないが、日本メーカーの過去を振り返って考えれば、奇瑞汽車の行動を非難することは難しいだろう。

いつか中国メーカーも実力を上げてデザイン力を高め、デザイン開発会社とも強い信頼関係を確立し、借り物の価値観に頼らない魅力を持ったクルマづくりができるようになるだろう。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る