【新聞ウォッチ】トヨタ張社長の“総決算”、有終の美

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年5月11日付

●トヨタ、純利益1兆1712億円、2005年3月期、740万台販売、売上高18兆(読売・1、8、9面)

●社説:自動車産業「日米摩擦につなげるな」(朝日・3面)

●先月の新車販売、上位10車種にトヨタの7車(朝日・9面)

●もがくGM、フォード、巨体足かせ次の一歩出ず(産経・1面)

●社説:米国車不振「摩擦を防ぐ妙案さぐれ」(東京・5面)

●トヨタ、業績見通しは未公表「堅実会見」に不満の声も(東京・9面)

●GM支援「一切考えてない」張社長 奥田会長発言と相違(日経・3面)

●GE環境技術で主導権狙う、手本は「トヨタとホンダ」(日経・9面)

ひとくちコメント

2年連続で1兆円の大台を超えたトヨタ自動車の05年3月期連結決算。きょうの産経が1面トップで報じたのをはじめ、各紙が1面、経済面、さらに、朝日と東京は日米摩擦の再燃を懸念した社説にも取り上げている。

今回、東京の決算発表では、張冨士夫社長が初めて出席したが、間もなく6年の任期を終える張社長にとっても文字通りの“総決算”。連結売上高、営業利益、純利益のいずれも過去最高を記録、張社長が有終の美を飾るのにふさわしい最高の決算内容となった。

会見には次期社長の渡辺捷昭副社長も同席したが、記者の質問に対し、終始笑顔で答える張社長とは対照的に硬い表情が目立ち、重責を背負う緊張感も感じられた。

《福田俊之》

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