ムーディーズもフォード株を格下げ

自動車 ビジネス 企業動向
ムーディーズもフォード株を格下げ
ムーディーズもフォード株を格下げ 全 1 枚 拡大写真

スタンダード&プアーズ社がGM、フォード株をジャンクボンドに引き下げたのに続き、ムーディーズもフォード株を格下げ、ジャンクボンドと見なされる「Baa3」とした。

これによってフォードが受ける投資削減などの影響は1750億ドルにのぼる、と見られている。また、フォードの関連会社であるフォードモータークレジットは「A3」から「Baa2」に、ハーツ社は「Baa2」から「Baa3」に、それぞれ格下げされた。

フォードのビル・フォード会長は、会社が黒字に転じるまでは給料やストックオプションを受け取らない、という宣言を行っているが、フォードを取り巻く状況は厳しさを増す一方だ。投資が集まらなくなることにより、新規の工場建設や拡張、新車開発の資金が苦しくなる。余剰在庫の処理も急ぎたいところだが、これ以上のインセンティブはもはや意味をなさない。

ムーディーズではGM株については今の所言及していないが、近い将来同様の格下げが行われる可能性もある。ビッグ3の中心である2つの自動車メーカーを襲う激震はまだまだ続きそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る