【プジョー 407 日本発表】パワートレイン…動力性能をライバルと比べる

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【プジョー 407 日本発表】パワートレイン…動力性能をライバルと比べる
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プジョー『407』(5月12日発表、6月11日発売)に搭載されるエンジンは2種類。3.0リットルV6DOHC(210ps・29.5kgm)と2.2リットル直4(158ps・22.1kgm)で、前者にはアイシンAW製6速ティプトロニックATが、後者にはZF製4速ATが組み合わされる。

3リットルV6は可変バルブタイミング機構がボッシュの連続可変タイプに進化し、中間トルクが強化された。2.2リットル直4は旧型『406スポーツ』に搭載されていたものだ。

動力性能は2.2リットルでも必要充分で、最高速度211km/h、0-100km/h加速12.1秒。3.0リットルV6のほうはさらにゆとりがあり、それぞれ235km/h、9.2秒となっている。

ライバルモデルであるBMW『3シリーズ』やアウディ『A4』に比べてボディがひとまわり大きく、重量も重いため、動力性能の公称値は劣っているが、全開走行以外では大きな差はないだろう。

ギア比とタイヤ径から推測される100km/h巡航時のエンジン回転数は6速ATのV6で2000rpm弱、4速ATの直4でも約2300rpmと、低速トルクを生かして高速をゆるゆると巡航するのに適した、フランス車的なセッティングとなっている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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