【インプレ'05】両角岳彦 ポルシェ『911』 企業体質のカイゼンを如実に感じさせる出来

試乗記 国産車
【インプレ'05】両角岳彦 ポルシェ『911』 企業体質のカイゼンを如実に感じさせる出来
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前作“996"で、それまでの911系の「ドライビングというスポーツの手具」を純粋追求することをやめた。その路線に沿った商品性の向上を意図したことが随所に見え、体感される。

ブランド性強調。そして凡庸なドライバーにもわかりやすい、低次元の「曲がりやすさ」「反応の強さ」などをより強調してきたのだ。

モノチューブ可変ダンパーは伸縮が硬く、極限域以外では走りに細かな乱れが増え推奨しないが、足の設計改変がこれに合わせた形なのも疑問。

最近、ポルシェ本社を訪問して実感したのだが、この10年、企業体質のカイゼンに邁進中。現行商品は、その過渡期の産物なのかも。

■5つ星評価
パッケージング:★★☆☆☆
インテリア/居住性:★★☆☆☆
パワーソース:★★★☆☆
フットワーク:★★☆☆☆
オススメ度:★☆☆☆☆

両角岳彦| 自動車評論家
1951年長野県松本市生まれ。モノごころついた時からクルマが好き。大学・大学院と自動車工学を修め、自動車専門誌を経て独立。現在は徳大寺自動車文化研究所・主任研究員としてディーゼル排気浄化システムの開発に注力中。

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