国土省道路局が5月13日−19日のETCの普及・利用状況の速報を発表。それによると、全国の利用率は41.9%と前週よりも0.7%増加した。
公団別に見ると、日本道路公団が41.6%と前週よりも0.6%、首都高速道路公団が48.7%と前週よりも1.3%、阪神高速道路公団が34.2%と前週よりも0.6%、本四連絡橋公団が46.0%と前週よりも1.0%、それぞれ利用率が増加している。
首都高速道路公団は50%目前。実際、首都高を利用すると、1台のETC非搭載車両が通行料金を支払っている間に、2台以上のETC搭載車両が料金所を通過している状況だ。レーン設置の主力をETCに置いてもいいくらいの勢いでETC利用者が増加している。
一方、5月20日現在のETCセットアップの累計は、約687万5000台と、4月末よりも約17万7000台増加しただけ。今月は4月よりもETCセットアップ月計が減少しそうだ。