エネルギー需要が減少、15年後---白書公表

エコカー 燃費

経済産業省・資源エネルギー庁は、27日の閣議に『エネルギー白書』を提出した。

今年はエネルギー価格の高騰や東シナ海の海底資源開発問題、関西電力の美浜原発事故、京都議定書発効などをトピックスとして採りあげ、今後の課題としてアジアエネルギー戦略の確立や省エネの進展などを挙げている。

このなかで、2030年の国内エネルギー需要について、2020年代初頭には需要が減少に転じ、省エネが進めばさらに5000万キロリットル程度減少、二酸化炭素排出量は1990年度の水準を大幅に下回る可能性があるとした。

一方で、中国など成長国のエネルギー需要が増えることも懸念、原子力の推進や天然ガス利用の拡大など、エネルギー源の多様化や、大規模集中型と分散型の適切な組み合わせによるエネルギー供給システムの最適化が重要、とした。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る