トラック業界が発表した5月の普通トラックの販売台数は、前年同月比10.9%増の6244台となり、13カ月ぶりにプラスとなった。一昨年のディーゼル排出ガス規制の反動で、前年の水準が低かったことも影響した。
車種別では中型トラックは同3.6%増と順調で、大型トラックが同18.4%増と大幅に伸びた。
メーカー別では、いすゞ自動車が同24.2%増の1758台と大幅に伸ばし、シェアも3.0ポイントアップの28.2%にまで上げた。トップの日野自動車は同15.7%増の2016台とこちらも好調だった。日産ディーゼル工業も同12.7%増の1081台だった。
唯一低迷している三菱ふそうトラック・バスは同8.1%減の1389台で、マイナス幅は縮小した。シェアは4.6ポイントダウンの22.2%だった。