【スバル フォレスター STI バージョン詳報】STIとSTIバージョンは違います

自動車 ニューモデル 新型車
【スバル フォレスター STI バージョン詳報】STIとSTIバージョンは違います
【スバル フォレスター STI バージョン詳報】STIとSTIバージョンは違います 全 7 枚 拡大写真

4月25日にスバル『フォレスター』STIバージョンがマイナーチェンジを実施した。フォレスターSTIバージョンは昨年、北米仕様の『インプレッサ』STIに搭載される2.5リッター水平対向4気筒ターボエンジンに6速MTを組み合わせて登場したが、ベースのフォレスターが今年始めにビッグマイナーチェンジを行なったのを受け、STIバージョンもベース車をマイナー後のモデルに変更した。

新しくなったフォレスターSTIバージョンはエンジンスペックには変更がないが、エクステリアデザインや足回りなどは、NEWフォレスターがベースとなったこともあり大幅に変更されている。

フォレスターSTIバージョンの開発責任者である、スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャー 竹内明英さんは「新しくなったフォレスターSTIバージョンは、よりカジュアルに、そしてリラックスして乗ってもらえるように、細かな部分に改良を施しています」

「サスペンションはNEWフォレスターがベースとなっておりますので、乗り心地が穏やかになっています。今までは多少ゴツゴツとした硬いイメージがありましたが、もっとリラックスして乗っていただけるように、スムーズさを重視しました」とコメント。

では、そうすることでせっかくのSTIの雰囲気が薄くなるのではないのだろうか、との質問に竹内さんは「フォレスターSTIバージョンは『インプレッサ』のSTIとは違います。その違いを表すために“STIバージョン”とバージョンが付いているのです。STIのハートを持ったスポーツSUVという意味なのです」と説明する。

同じSTIブランドでも多少方向性に違いがあるようだ。フォレスターSTIバージョンはインプレッサSTIのように、トップエンドの性能を求めたクルマではなく、基本性能は上げながらも、乗りやすさも追求したクルマ作りが行なわれているのだ。(つづく)

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る