【D視点】ホンダ ステップワゴン 新型…その一歩はどこへ

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【D視点】ホンダ ステップワゴン 新型…その一歩はどこへ
【D視点】ホンダ ステップワゴン 新型…その一歩はどこへ 全 22 枚 拡大写真

★スグレモノ、勇気と蛇足

【画像全22枚】

3代目となる新型ホンダ『ステップワゴン』が発表された。新型は箱型の大きな空間に加えて“セダンの走り”を追求し、車高を75mm下げたという。そうなると、定番になりつつあるステップワゴンのデザインの行き先が気になる。

全長、車高とも短縮したため縦横比はあまり変わらず、サイドから見ると“箱車”のイメージは安泰だ。フロントの印象は先代『ライフ』の顔に近く、これでホンダファミリーに仲間入りが出来た。

インテリアデザインは、コンパクトながら必要なものがシンプルに配列され、圧迫感が無い。前方視界も大変スッキリしている。乗り降りも自然にできてしまう……、ということで3代目らしく、これまでの長所を上手くまとめてある。室内スペースを確保しながらのボディサイズ短縮や低床プラットフォーム開発など、設計者の苦労の成果だ。

反面、腰高感を避けるためか横線基調になったリアコンビランプのデザインは一般的で、純工業デザイン的な縦型ランプを特徴とした、従来型の美点を失ってしまった。またボディサイドの斜めのビードも強引で居心地が悪い。きちんと走ることは必要だが、箱型を特徴とするクルマのスタイリングに“走り”を強調するのは蛇足だ。

しかし、ボディサイズを短縮した勇気と箱型を守った努力に免じて、デザインディテールの多少の不具合には目をつぶろう。

D視点:デザインの視点
筆者:松井孝晏(まつい・たかやす)。東京造形大学教授、デザインジャーナリスト。元日産のデザイナーで、『Be-1』をプロデュースした。

★スグレモノ、勇気と蛇足
★長子の苦労と成長
★次世代クルマ社会へのステップ

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《松井孝晏》

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