【新聞ウォッチ】三菱ふそう、旧経営陣の退職慰労金を返還請求へ

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今日の朝刊から---気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2005年6月23日付

●再リコール後に事故、三菱ふそう大型トラック販売会社のミス(読売・38面)

●退職慰労金返還要求へ、三菱ふそう、旧経営陣に1億円(朝日・2面)

●国内被害6500万円に、カード情報流出 経産省調査(朝日・3面)

●スバルは「翼顔」元は飛行機メーカーなので、(朝日・13面)

●トヨタ傘下会社住友銀と提携、外貨債券販売(毎日・10面)

●ガソリン価格横ばいの123円(東京・8面)

●トヨタ、植物性内装材 増産 インドネシア拠点「ケナフ」原料に グループで環境対策(日経・12面)

●再資源化実績法定基準を達成 マツダ、三菱自動車(日経・12面)

ひとくちコメント

経営再建中の三菱ふそうトラック・バスは、旧経営陣に対して退職慰労金など約1億円の返還を求める方針を固めたという。きょうの朝日などが報じている。

ヴィルフリート・ポート社長がきょうにも会見し、一連の問題に関する社外弁護士による調査結果とともに返還要求の方針を発表する模様。

旧経営陣に退職金の返還を求めるのは、三菱ふそうが三菱自動車から分社した03年以降も違法なヤミ改修の追及を怠ったとされるためで、トラックの開発部門が長く昨年6月に退任した元常務執行役員2人が対象。返還額は支給額の5割となる見通し。

一連のリコール問題では三菱自動車が退職慰労金が6億円ともいわれる中村裕一元会長らへの損害賠償の請求を決めている。

《福田俊之》

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