日本損害保険協会が24日まとめた損保22社の04年度度決算概況によると、正味収入保険料は自動車保険料収入の減少などにより前年度にくらべ0.3%減の7兆4120億円億円となった。
正味支払い保険金は地震や台風など自然災害の多発により同16.1%増の4兆3917億円と大幅に増加した。
正味収保が伸びない中で保険金支払い額が大幅増となったことにより、経常利益は前年度にくらべ38%減の4091億円、当期純利益は同20.6%減の2586億円と大幅に減少した。
損害率も63.6%と前年度にくらべ8.3ポイント上昇した。