経済産業省、次世代電子商取引推進協議会、NTTデータ経営研究所らは28日、『平成16年度電子商取引(EC)に関する実態・市場規模調査』を公表した。
これによると、04年暦年のBtoB市場規模は前年比33%増の102兆6990億円、またBtoC市場規模は同28%増の5兆6430億円だった。
初めて市場規模が100兆円を突破したことになる。BtoBのなかで、市場拡大に貢献したのは、部品メーカーにおけるEC調達を柱とした「自動車」で、その市場規模は狭義のもので34兆3020億円、広義だと44兆7270億円にも達する。
また今回は、初めてCtoC(ネットオークション)の流通総額も調査。その結果、海外オークションへのアクセスを一部含み、市場規模は7840億円となった。