三菱ふそうトラック・バスは、『スーパーグレート』『エアロバス』『エアロクイーン』の動力伝達装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は94年11月から05年2月までに生産した2万2258台。
これらのクルマでは、クラッチレリーズフォークのキー溝の加工が不適切で、応力が集中する構造となっており、強度不足のものがある。
クラッチ操作を繰り返すとフォークに亀裂が発生し、使用を続けると、最悪の場合、フォークが破損し、クラッチを操作しても変速不能となり、走行不能となるおそれがある。
また不適切なグリスを使用するなどの整備状況が重なると、亀裂が発生し同様の事象が起きることがある。