GM、トリノにパワートレインの本社とエンジニアリングセンター新設

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GMパワートレイン・ヨーロッパは、イタリア、トリノにパワートレイン本社とエンジニアリングセンターを新設したと発表した。

今回の新設は、ディーゼル・ガソリンエンジンの生産およびエンジニアリング活動を強化するためで、今後、パワートレインの設計、開発及び検証をグローバルに展開する。

GMパワートレイン・ヨーロッパは、GMとフィアットの合弁事業であるフィアット・GMパワートレインの解消に伴って5月13日から事業を開始した。

ドイツ、イタリア、スウェーデンにエンジニアリングセンターを、オーストリア、ドイツ、ハンガリー、スウェーデンに生産拠点を置いている。現在、フランス、ドイツ、ポーランドにある生産及びエンジニアリング施設については、2006年初頭をめどに新組織に統合する予定だ。

ドイツ、スウェーデン、トリノに設けられたGMパワートレイン・ヨーロッパの各エンジニアリングセンターは、連携体制を取りながら、オペル、ボクソール、シボレー、キャデラック、サーブをはじめ、GMブランド車に供給するパワートレインの設計、開発及び検証を行う。

GMパワートレイン・ヨーロッパの従業員数は1万人。年間生産台数はエンジン150万基、トランスミッション110万基で、GMブランドに属するオペル、ボクソール、シボレー、キャデラックおよびサーブブランドの欧州向け仕様車に供給している。

また、GMのパワートレインは、世界14カ国にわたり88カ所の生産・エンジニアリング施設をグローバルに展開している。従業員数は5万9000人で、1日あたりの生産能力はエンジン3万6000基、トランスミッション3万2000基。

《レスポンス編集部》

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