高速道路のランプウェイで多重衝突

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4日、東京都練馬区内の外環自動車道・大泉ジャンクション(JCT)付近で、ランプウェイに停車していた2台の普通トラックに対し、後ろから走ってきた別の普通トラックが追突。合計3台が関係する多重衝突事故が起きた。

この事故により、停車していた2台のトラックの間で話をしていた男性2人が死傷している。

埼玉県警・高速隊によると、事故が起きたのは4日の午後5時35分ごろ。練馬区大泉町4丁目付近の大泉JCTで、ランプウェイの左カーブを進行していた33歳の男性が運転する普通トラックがハンドル操作を誤り、側壁に接触。車体の一部を小破させた後、その場に停止した。

後続の普通トラックは58歳の同僚男性が運転しており、すでに停車していたトラックの前まで進行して停車。2人は車外に降りて被害箇所を確認していた。

この直後、後続の別の普通トラックが停車している2台の存在に気づくのが遅れ、ほとんど減速しないまま追突。2台を前方に押し出したことにより、真ん中で話をしていた2人はクルマの間に挟まれ、押し潰された。

この事故で58歳の男性が腰などを強打したことが原因で死亡。33歳の男性も右足の骨を折る重傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場のランプウェイは片側2車線で、反時計回りに進行するため内側車線を走行している際の見通しは良くない。

警察では追突したトラックを運転していた51歳の男性から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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