【進化したホンダIMA】次期 シビック ハイブリッドは普通のクルマ

自動車 ニューモデル 新型車

ホンダが5日に発表したハイブリッドユニット、新型「ホンダIMA(Intelligent Motor Assist)」。

今秋発表される次期『シビック』に搭載されるこのユニットは、モーターをエンジンのアシストと発電のみに使うパラレルハイブリッド方式で、技術的には現行『シビック』に搭載されているIMAの延長上にある。

トヨタのハイブリッドの主力である「THS II」が、エンジンとモーターの回転数を自在に独立制御するのに対し、新型IMAは現行同様、モーターをエンジンに直結させたシンプルな構造を継承している。主役はあくまでエンジンで、モーターはトルク増強のための副次的なパワーソースである。

この機構の違いは、そのまま乗り味の違いとなって表れる。IMAモデルの場合、ドライブフィール自体は普通のクルマとほとんど変わらない。

次期シビックも「普通のクルマに比べて違和感のない乗り味を売りにしたい。加速だけでなく、コーナリングやブレーキングについてもダイレクト感を失わないようなセッティングを目指しています」(ホンダ関係者)という。

次期シビックは、本サイトで既報のとおり、日本では4ドアセダン一本となる見通しである。新型IMAと同時に発表されたミラーサイクルの新1.8リットル直4とあわせ、低燃費・低公害とバランスのいい走りの両立を謳ってくるものと思われる。

現在、日本におけるハイブリッドカーの市場は、トヨタの寡占状態にある。次期シビックハイブリッドが打ち出す“普通のクルマ”感覚が果たしてユーザーに受け入れられるかどうかが注目される。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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