ボルボは新型『C70』を9月のフランクフルトモーターショーで発表する。2代目C70は3ピース折りたたみ式ハードトップを備えた「クーペコンバーチブル」だ。トップの開閉はボタンの一押しで作動する。
新型の寸法はほぼ従来型と同じ。そしてやはり従来型と同様、フル4シーター・フォーマットを維持する。
「ルーフがあってもなくても調和のとれたラインをひくのは簡単な仕事ではなかった」と語るのは新型のデザインマネジャー、フェデ・タルスマ。
「そこでクーペのデザインから始めることにした。クーペのデザインが満足のいくものになったら、それをコンバーチブルにするために調整した。今回の経験から言って、これが最善の手法だと思う」
開発には、オープントップボディでは定評のあるイタリアのピニンファリーナが協力した。生産はスウェーデンのウデバラ工場が担当する。
面白い機能は、ドアに装備されたサイドカーテンエアバッグ。ルーフがないのでサイドエアバッグを天井に装着できないので、ドアに装着され、上方に展開するようになっている。
ボルボCEOのハンスオロフ・オルソンは、「新型C70は、プレミアムセグメントにおいて、折りたたみ式ハードトップを持ち、大人4人のスペースをもつ、最初の1台だ。これらは、かなり魅力的な要素の組み合わせだ」と語る。
価格を含め、使用の詳細はフランクフルトで発表される予定だ。