北米日産では、人気のSUV『ムラーノ』14万台以上をリコールすることを発表した。問題が指摘される箇所はオルタネーターのワイヤーで、突然パワーが落ちて事故につながる危険性があるという。
NHTSAでは、内部でワイヤーが接触不良を起こし、バッテリーのチャージが行われなくなる可能性がある、としている。その結果、エンジンの制動が制限され、クルマのコントロールが失われることから事故につながる可能性もあるという。
対象となるのは2003年から05年モデルのムラーノで、アメリカ国内で12万5000台、カナダで1万5000台以上にリコール通知が行われる。現在までにこれが原因と思われる事故、負傷などの報告はない。