ホンダは、『ステップワゴン』の燃料装置とかじ取り装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は05年5月から7月までに生産した2万1179台。
これらのクルマでは、燃料タンクのブリーザホース継ぎ手部(クイックジョイント)の嵌合が不十分で、クイックジョイントのシールがジョイントパイプと密着していないものがある。
そのためジョイント嵌合部のシール性が損なわれて燃料満タン時にジョイント嵌合部から燃料が漏れるおそれがある。
また油圧式パワーステアリングギヤボックスをサブフレームに組み付けるボルトの締め付けトルクが不足しているため、ステアリングの据え切り操作を繰り返し行うとボルトが弛むものがある。
使用を続けるとボルトが折損し、確実な操舵ができなくなるおそれがある。