ダイハツ工業が発表した2005年第1四半期(4−6月期)の連結決算は、売上高が前年同期比13.5%増の3032億円、営業利益が同20.0%増の101億円となり、好調な決算となった。
2ケタの増収となったのは、国内市場向けの『ムーヴ』などの軽自動車の販売が好調だったのに加え、海外向け、トヨタ自動車向けの売上も増加した。国内販売台数は同4.7%増の13万3203台、海外販売はアジアでの販売が好調で同16.2%増の7万2310台だった。トヨタ向けも同34.8%増の6万2619台と大幅に増えた。
経常利益は同23.9%増の100億円、当期純利益が同10.7%増の55億円だった。
2006年3月期決算見通しは変更していない。