パトカーに挟み撃ち、バイクが転倒して2人死傷

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22日未明、熊本県熊本市内で、パトカーに挟み撃ちにされた暴走族のバイクが運転を誤って歩道の街路樹に激突。乗っていた2人が死傷する事故が起きた。警察では「追跡や取り締まりは適正に行われた」とコメントしている。

熊本県警・熊本東署によると、事故が起きたのは22日の午前1時20分ごろ。熊本市西原付近の国道57号線で、ヘルメット未着用の少年2人が乗車し、蛇行などの暴走行為をしているバイクを同署のパトカーが発見。バイクはパトカーに気づいて逃走を開始したため、ただちにこれを追跡した。

別のパトカーが先回りし、バイクの進路を塞ぐように停車、後方から追跡してくるパトカーと挟み撃ちにして走行を抑止しようとした。が、バイクは高い速度を保ったまま、前方のパトカーを避けるように歩道へ侵入。ここを走り抜けて逃走を続けようとした。

ところが、170mほど走ったところでハンドル操作を誤って街路樹に激突。乗っていた2人はいずれも路上に投げ出された。2人は近くの病院に収容されたが、運転していた17歳の少年が全身強打で間もなく死亡。同乗していた16歳の少年も右足骨折の重傷を負っている。

《石田真一》

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