ブリヂストンは、2-3トンクラスの小型トラック用省燃費タイヤ『ECOPIA M812』を販売開始した。発売サイズは195/85R16 114/112L、205/85R16 117/115Lの2サイズで価格はオープン価格。
輸送業界を取り巻く環境は依然厳しく、輸送品質を確保した上でより一層のコスト削減が課題となっており、トラック事業者の運行三費(燃料油脂費、整備費、タイヤ・チューブ費)の削減が重要視されている。
同社は経費削減や環境問題への対応に向けた提案型商品としてトラック・バス用省燃費タイヤ「ECOPIA M881」、「ECOPIA R221」をラインナップしているが、今回この省燃費タイヤを小型トラックの領域にも拡大し、より幅広い顧客に経費削減、環境対応の取り組みに対し提案していく方針だ。
タイヤからみた車両の燃費向上への方策は、転がり抵抗の低減だ。今回発売する新製品は、省燃費タイヤ形状のエネルギーセイビングラインと省燃費トレッドゴムのエココンパウンドの採用で、走行時のタイヤの変形や路面との接地摩擦によるエネルギーロスを抑制することで、転がり抵抗を大幅に低減したのが特徴だ。