スキャンダルに揺れるドイツメーカー各社

自動車 ビジネス 企業動向

7月29日付けの英『タイムズ』紙は、独BMWの購買担当者が、部品メーカーから10万ドルの賄賂を3回にわたって受け取っていた件で取り調べを受けていると報じている。

今回の独BMWのスキャンダル発覚は、ダイムラークライスラーやフォルクスワーゲンのスキャンダルに続くもので、同紙では、「ドイツは国全体が、汚職の波に飲まれつつある」と指摘している。

同紙によると、ダイムラークライスラーでは、マネージャーの1人が、会社のお金を使って、スペインのマジョルカ島にあるガールフレンドの家を改修した件で調査を受けているという。また、フォルクスワーゲンでも、人事担当役員が、組合を懐柔するために豪華な休日を与えた、と報道されている。

こうした相次ぐスキャンダルの発覚は、現政権の社会民主党が9月に予定されている総選挙で負けることが確実視されており、自動車メーカー各社が、その後ろ盾を失いつつあるためと言われている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る