「すぐ方針が変わることはない」と三菱商事の水野CFO

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「すぐ方針が変わることはない」と三菱商事の水野CFO
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「すぐに方針が変わることはないと見ているし、三菱自動車にとってマイナスになるとは思っていないです」。28日に独ダイムラークライスラーの社長交代が発表されたが、その影響について三菱商事の水野一郎CFOは29日の2005年度第1四半期の決算説明会でこう語った。注目されている三菱自動車株についても、すぐに手放すとは見ていない。

三菱商事にとって、三菱自動車の問題は一番大きなリスクファクター。それだけに三菱自動車を取り巻く環境については常にウォッチしており、世界中に駐在している社員からさまざまな情報が集まるようになっている。

「4−6月の第1クォーターに関する限りは、販売台数も再生計画通り来ているし、営業利益ベースでも再生計画通りです。資金繰りについても、貸しはがしのようなことは見られていない」と水野CFO。

ただ、米国についてはまだ問題が多いようだ。今年5月に発売した『エクリプス』は目標台数の200%を超える売れ行きを示しているが、既存車種が相当落ち込んでいて、苦戦が続いている。

《山田清志》

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