BMWグループは、2005年6月中間期の連結決算の税引前利益が前年同期比10.7%減の19億3500万ユーロと大幅減益になったと発表した。
中間期の新車販売は、BMW『3シリーズ』や『1シリーズ』、『MINI』などの販売が好調に推移し、同9.4%増の64万6531台となった。
しかし、小型車の販売が増えたことから、売上高は同0.9%減の225億1600万ユーロとなり、税引前利益も減益となった。
当期純利益は同1.0%減の11億8200万ユーロとなった。
同社のヘルムート・パンケ社長は「外部要因は悪化しているが、2005年度の業績は順調に推移しており、前年度レベルの高い収益を達成できると考えている。グループでは収益に悪影響を及ぼす外部要因をかなりの程度まで相殺できる」としている。