ハイブリッドオーナーにショック!

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ハイブリッドオーナーにショック!
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カリフォルニア州では、ハイブリッドカー(燃費40マイル/ガロン以上)のオーナーに対し、フリーウェイの優先車線走行を認める法案が先月可決された。多くのハイブリッドオーナーはこの法案を喜んだが、その走行許可のために必要な4枚のステッカーを見て、今度はがっくりきている。

黄色の約20×10cmという巨大かつお世辞にもおしゃれとは言えないものだったからだ。しかも車体の前後左右、合計4枚も必要なのである。

州政府は、パトロール中の警察官が一目で優先車線走行を認められているクルマだ、と認識できるように必要なもの、と説明するが、あまりにも目立つステッカーに「それなら優先車線は走らない」とするオーナーが多いという。

しかも、ウィンドウへの貼付けは禁止されており、政府はあくまでもボディの目立つところへの貼付を求めているのである。また、黄色という色への反発も大きいが、ハイウェイパトロールによると他の優先車線走行を認められているEVなどのステッカーは白であり、それと区別するために必要な色だ、と説明している。

主にプリウスを中心とするハイブリッドオーナー達はインターネットなどでステッカー反対運動を繰り広げているが、政府の姿勢は強硬で、このままでは折角の優先車線走行を辞退するオーナー続出、という結果になりそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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