減速中にスリップして転落

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26日、北海道千歳市内の道道で、22歳の男性が運転するワゴン車が対向車線側へ逸脱し、そのまま道路右側にある側溝に転落する事故が起きた。クルマは中破し、5人が重軽傷を負っている。

北海道警・千歳署によると、事故が起きたのは26日の午後4時50分ごろ。千歳市新川付近の道道で、近くにあるデイサービス施設が送迎用として所有し、22歳の男性職員が運転していたワゴン車が緩やかな左カーブを曲がりきれずに対向車線を横切り、そのまま道路右側にある深さ約1mの側溝に転落した。

転落によってワゴン車は中破し、デイサービスを終えて自宅に帰る途中だった79歳の女性が顔面や腹部を強打する全治1カ月あまりの重傷。運転していた男性を含む4人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。

警察では業務上過失傷害容疑で男性から事故当時の状況について聞いているが、男性は「減速が思うようにできず、そのままスリップするように対向車線側に飛びだした」などと話しているという。事故当時は強めの雨が降っており、警察ではブレーキのタイミングが遅れたことなどが事故の一因になったものとみている。

《石田真一》

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