お盆の高速道路状況・詳細発表---ETCで渋滞緩和

自動車 テクノロジー ITS

19日に速報を発表したのに続き、日本道路公団は30日、8月10日−18日の9日間における高速道路の交通状況の詳細を発表した。ETCの普及に伴い、本線料金所の渋滞が大幅に緩和された。

期間中全国のETC利用率は37.8%(約239万台/日)と、利用率17.3%だった昨年に比べて2.2倍になった。

このETCの普及に伴い、お盆時期の高速道路の主要な本線料金所での渋滞が昨年に比べ、約9割減少した。ETC利用者のみならず、料金所を通過する全てのドライバーにも、ETC普及による渋滞緩和の効果があった。例えば、東名高速道路東京本線料金所では、昨年の8月14日には最長5kmの渋滞が発生したのに対して、今年の8月14日では渋滞は発生しなかった。

また、日本道路公団が全国で行っている「ETC深夜割引」や東京・大阪近郊で行っている「ETC早朝夜間割引」などの各種割引を利用して、比較的混雑の少ない時間帯を利用したドライバーが増えた。その結果、一日あたりの交通量が変わらなかったにも関らず、渋滞が大幅に減少した。これらの時間帯割引制度が渋滞緩和に効果的であることが推測される。

《編集部》

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