三菱ふそうトラック・バスは、『ファイター』、『キャンター』、『キャンターガッツ』、『ローザ』の原動機に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は04年2月から05年6月までに生産した2万6505台。
これらのクルマでは、蓄圧式燃料噴射システムの燃料圧送ポンプの製造時などの組立工程における清浄度の管理が不適切なため、ポンプのオーバーフローバルブ内に異物が詰まるものがある。
このため低温時に使用すると、燃料リターン配管から空気を吸い込み、燃料圧送ポンプへの燃料供給が止まりエンジンが停止し、再始動不能になるおそれがある。