【新聞ウォッチ】愛知万博「儲けるより使うほうがむずかしい」とです

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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2005年9月21日付

●ガソリン5万キロリットル、米向け緊急輸出 ハリケーン被害で元売り5社(朝日・2面)

●光岡自動車が新型「ビュート」発売(朝日・10面)

●道路公団OBファミリー企業まだ半数“支配”36社に「代表取締役」(東京・3面)

●東証1万3000円、本物の回復 と期待感(東京・9面)

●万博の収益金100億円使途は 協会と県綱引き(東京・30面)

●スズキ、軽自動車リコール(東京・30面)

●トラックの死角なし、佐川急便、日野自動車と開発、11月導入、車載カメラも設置(日経・13面)

●カーシェアリング、車の共同利用手軽さ拡大(日経・35面)

ひとくちコメント

愛・地球博(愛知万博)の収支が最大で100億円の黒字になるそうだが、その収益源の使い道をめぐり、博覧会協会と地元の愛知県との間で綱引きが始まっているという。きょうの東京が争奪戦の模様をレポートしている。

黒字決算は当初から「想定外」だっただけに具体的な使途は未定で、閉幕後、収益金をめぐるせめぎ合いが激しくなるのは必至とみられる。黒字の要因は入場券の売り上げが目標の1400万枚を大幅に上回ったことが大きい。総入場者数は2200万人に迫る勢いで、会場のレストランや売店から支払われる営業権利金、公式マスコット、モリゾー&キッコロなどのキャラクター使用料も当初予想を上回った模様。

トヨタがグループをあげて全面的にサポートしているが、愛知万博も豊田佐吉語録にある「金は儲けるより使うほうがむずかしい」ことを実証しているようだ。

《福田俊之》

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