東電のEV戦略---電気自動車担当部長が語る

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東電のEV戦略---電気自動車担当部長が語る
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須賀井「今回はたまたま富士重工から電気自動車の開発をという話があったので、一緒に開発することになったのです。我々としては、今回の共同開発でも大きなものを狙っているわけではなくて、普段使う実用的なものを目指していますから、いままでの電気自動車の延長として考えているんです」

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「富士重工が作るのをお手伝いするという感じで、ヒト、モノ、カネと協力する形はいろいろありますが、2社でお金を出し合って研究するのが普通ですね。1日の走行距離が80kmぐらいのEVを試作的に10台作ってみようと考えています。このような距離のEVというのは当社だけでなく、ガス会社とか電話会社とか、そのほかいろいろ需要もあります。もし将来、安くていいものができ、そういうところに展開していければと思います」

「ヒトについては、具体的にどれくらいの人を出すかはまだ決まっていません。うちもいままでいくつか共同研究をやっていますが、メーカーではないですから、モノを作るのは難しい面がありますね。やはり、作るのはお任せしないと。メーカーにはメーカーのノウハウがありますから。うちがやるとすれば、充電器の関係とか電気関係のものになるでしょう。そちらのほうは私たちのほうが若干のノウハウがあるかもしれません」

「電気の充電というのは、バッテリーと充電の仕方というのがセットになっているんです。どんなものでも同じように充電すればいいというものではなく、クルマのバッテリーの仕様によって充電の仕方が変わってきます。その辺も合わせて研究できればいいと考えています」

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《山田清志》

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