京都市バス、標識に激突…運転手は直前に意識失う?

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16日、京都府京都市中京区内で、京都市交通局が運行する路線バスが対向車線側の歩道に乗り上げ、道路標識の支柱に激突する事故が起きた。30歳の男性運転手は意識を失っているところを発見されたが、事故発生から45分後に死亡が確認された。

京都府警・堀川署によると、事件が起きたのは16日の午前7時25分ごろ。京都市中京区四条通大宮西入ル付近の市道で、京都市交通局が運行する路線バス(四条烏丸発、立命館大前行き)が、交差点を右折した直後、そのまま対向車線を横切り、道路右側の街路樹や柵をなぎ倒しながら突き進み、道路標識の支柱に激突した。

バスは運転席付近が大破。30歳の男性運転手はシートから半ば投げ出された状態で倒れており、事故から約45分後に死亡が確認された。ただし、外傷はみられず、バス自体にブレーキを掛けたような痕跡がみられないため、警察では右折した直後に内的な疾病等で意識を失っていた可能性が高いと見ている。

死亡した運転手はバスの運転暦が5年半あり、これまでに事故は一度も起こしていない。当日の点呼でも特に異常は無かったという。

《石田真一》

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