旭鋼管、新日鉄、三井物産が広州に自動車用鋼管工場を合弁で設立

自動車 ビジネス 企業動向

旭鋼管工業、新日本製鐵、三井物産と三井物産(香港)有限公司は、中国の広州市に、自動車用引抜鋼管を製造・販売する合弁工場を設立することで合意した。

中国での自動車用鋼管の需要は、生産台数の拡大とともに、今後とも伸長することが見込まれており、とくに広州市は、ホンダ、日産自動車など、日系自動車メーカーが進出しており、生産規模の拡大で鋼管需要の大幅な増加が見込まれる。

合弁工場は、旭鋼管工業が保有する伸管、切断などの二次加工品の製造ノウハウを導入し、中国国内で高精度、高品質の自動車用鋼管を現地進出の日系自動車部品メーカー向を中心に供給していく予定だ。

また、新日鉄が新会社の引抜鋼管用材料の安定確保に向け、全面的に支援することで素材からの一貫した品質管理・安定供給を実現するとともに、三井物産は、営業面や新会社の事業運営を総合的に支援していく。

新会社の資本金は3500万元で、出資比率は旭鋼管が50%、新日鉄が20%、三井物産が20%、三井物産(香港)が10%。総投資額は6000万元で、2006年6月から操業開始する予定だ。

《レスポンス編集部》

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