開発人が語る…スバル レガシィの本質

自動車 ニューモデル 新型車
開発人が語る…スバル レガシィの本質
開発人が語る…スバル レガシィの本質 全 16 枚 拡大写真

★エンジニアの高い志がクルマ作りに生かされている

【画像全16枚】

スバル『レガシィ』の現行モデルがデビュー直前の2003年に開発の総責任者として着任したのが増田年男PGM(プロジェクトゼネラルマネージャー)だ。増田PGMは、スバルに入社以来、長らくボディ設計を担当しており、そういう意味では1989年に誕生した初代からずっとレガシィとともに歩んだエンジニアといってもよいだろう。

ボディ設計としてはレガシィだけではなく、『インプレッサ』、『フォレスター』のボディ設計や衝突安全ボディ開発も行なっているが、2代目レガシィ開発途中よりプロジェクトメンバーとして開発をまとめてきたエンジニアである。もちろん入社間もない時期には、レガシィよりさらに前のモデル、『レオーネ』などにもかかわっていた。そして従来のレオーネとは別の、まったく新しいクルマとして、初代レガシィは企画され、開発が行なわれたのだ。

増田「レオーネの時代に、レガシィの先駆けとなる他社にはないツーリングワゴンという車種を発売していましたが、今後は世界中に通用するグローバルな性能を追求するためには、殻を破ってすべてを刷新することが必要と判断され、レガシィはそういう気運の高まりのなかですべてゼロから開発したクルマだと認識しております」

実際、初代レガシィは、当時としても、現在でも類を見ないほど画期的な、開発のメンバー各々がエンジニアとしての志を高く掲げて開発を行ない、結果としてはそれが新しいブランドを生み出し、今日のレガシィとして確立された大きな契機だった。

当時の開発の目標は、同クラスのクルマの中であらゆる面でトップになること、ということであり、世界に通用するクルマを目指していた。またセダンとツーリングワゴンという2種類のボディを同時的に開発したということも特筆されるべきだ。

増田「水平対向4気筒で3ベアリングから5ベアリングにしてパワーと滑らかさ、そして、信頼性を求め、サスペンションのストロークは今までにないほど長く、ボディ剛性は世界に通用するレベルまでがっちり……合理性を追求し、エンジニアの魂を商品を介してお客様に伝える。われわれはそういう思いでレガシィを作り上げたのです」

世界に通用するクルマ作り。エンジニアとしての危機感をバネにし、ゼロから挑戦するという高い志の旗はレガシィのバックボーンであり、現在のレガシィの持つブランドの基礎になっているのである。

★エンジニアの高い志がクルマ作りに生かされている
★世界中で独自のメカニズムといえるシンメトリカルAWD
★エンジニアの挑戦がレガシィを固有のものにしていく
★運転の楽しさ、所有する喜びを実感できるクルマづくり

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 続きを読む

《松本晴比古》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ、レアアース不使用の永久磁石開発企業の米「Niron Magnetics」に出資
  2. 電動ミニジープ「NEXT CRUISER」、神奈川県三浦市のガイドツアーに採用…自ら運転して海岸線や自然景観を巡る
  3. ダイハツ『ムーヴ』のサス性能を使い切る! ブリッツのフロント用「ストラットタワーバー」発売
  4. しまむらでマツダ『ロードスター』「RXシリーズ」グッズが9月18日発売! 刺繍トレーナー、キーケースなど豊富なラインナップ
  5. モデリスタ、『ランドクルーザー300』改良新型向けカスタマイズパーツ発売…20インチ鍛造ホイールや台形エアロ設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  5. デンソー、バッテリーパスポートサービス開始…欧州電池規則への対応を支援
ランキングをもっと見る