日産自動車は、同社の2004年度の環境保全活動の実績をまとめた「環境報告書2005」を発行した。
同社は日産の活動についての考え方を中心にまとめた「サステナビリティレポート 2005」を発行しているが、環境報告書2005では、環境への配慮についてより詳細な情報を報告したもの。
また、環境報告書発行に伴って同社のウェブサイト「環境への取り組み」を全面的に刷新した。環境報告についてより詳細情報が得られる構成とし、アクセスのしやすさ、内容の分かりやすさの向上を図った。
今回の環境報告書2005によると、2004年度はカルロス ゴーン社長が議長を務める「グローバル環境統括委員会」の第2回会議を実施し、現在の取り組み状況の確認と、連結子会社まで含めたグローバルで行う環境保全活動の方向性や全社環境戦略を論議し、2003年度に引き続き、グローバルな取り組みの強化を図ったことを示した。