ダイハツ環境報告書、海外の生産会社にも範囲を拡大

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ダイハツ工業は、2004年度の環境への取り組み実績をまとめた年次報告書「2005ダイハツグループ環境報告書」を発行した。今年度からグループ報告書として国内の環境連結製造会社10社に加え、海外の生産会社まで報告範囲を拡大した。

今回の報告のポイントによると、環境モデル工場としてダイハツ車体(株)大分中津工場を稼働、工場コンセプトである「C. C. C. WAVE(「Clean」「Compact」「Comfortable」)」に基づき、環境モデル工場として大分県中津市に建設した。世界初の「水性1コート塗装」など、世界トップレベルのクルマづくりを目指している。

また、地球温暖化防止のためのクルマの燃費向上を強力に推進したことも掲載した。2004年度に出荷した乗用車の87.5%が2010年度燃費基準を早期達成し、低排出ガス認定車の開発を進めた結果、2004年度末には出荷した全乗用車の31%が2005年度低排出ガス基準75%低減レベルを達成し、77%が2005年低排ガス基準50%低減レベル以上となっている。軽商用車としての初のハイブリッド車『ハイゼットカーゴ ハイブリッド』を2005年9月に発売した。 

このほか、廃棄物を大幅削減。直接埋立廃棄物を完全にゼロ化。社内焼却灰もリサイクル開始を掲載した。

 英語版は2005年10月末日発行の予定。

《レスポンス編集部》

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